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大殺界が明けたら ~ゆずひめ大感謝祭・後編~

 

 前編から時間が空いてしまいましたが、後編を書きます。後編と言っても、2023年12月16日(土)~17日(日)に福岡PayPayドームで開催された『SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' TO JAPAN』のライブレポートが主な内容です。ライブレポート目的の方は、目次を設けているのでそちらからジャンプをお願いします。前編にはたくさんの人が登場しましたが、後編は誰も登場しません。そのコントラストもお楽しみいただければと思います。

 

『大殺界が明けたら ~ゆずひめ大感謝祭・前編~』はこちらから。

bitchvoguejp.hatenablog.com

 

 

序章:大殺界のはじまり

 あれは、2019年12月20日(金)の出来事です。翌日に開催される『2019 PENTAGON WORLD TOUR<PRISM>』最終公演に参加するために大阪入りしていた私は、通天閣に向かう道中で、2020年5月23日(土)に福岡PayPayドームで開催されるはずだった『SEVENTEEN 2020 JAPAN DOME TOUR <SVT>』のチケットを申し込みました。

 私は『2019 PENTAGON WORLD TOUR<PRISM>』最終公演の素晴らしさに泣きじゃくりながら家に帰り(危険人物)、特大余韻に包まれたまま2019年を終えました。そう、2020年から大殺界がはじまることをすっかり忘れてーー。

 2020年1月10日(金)、『SEVENTEEN 2020 JAPAN DOME TOUR <SVT>』のチケットが無事ご用意されました。しかし、直後にコロナが猛威を振るいました。結果、2020年4月8日(水)に『SEVENTEEN 2020 JAPAN DOME TOUR <SVT>』開催中止のお知らせがメールで届きました。その後、パワハラによる休職、部署異動、家族の大病、被差別、それに起因する二次加害への訴訟など、大殺界を2022年までフルコースで味わい尽くしました。

 2023年、大殺界が明けた私は、2020年のリベンジという気持ちで『SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' TO JAPAN』のチケットに応募しました。結果、FC1次で2023年12月16日(土)の指定席に当選し、FC2次で2023年12月17日(日)のプレミアムシートに当選しました。加えて、2023年12月17日(日)のサウンドチェックイベントにも当選しました。こうして私は、2018年2月24日(土)の『namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~』以来約6年振りに福岡PayPayドームの地に舞い降りることとなりました。

 

★仕訳

借方 貸方 金額 摘要
前払金 現金 14,000 SEVENTEEN/FOLLOW TO JAPAN/福岡/1216/指定席
支払手数料 現金 770 SEVENTEEN/FOLLOW TO JAPAN/福岡/先行サービス手数料
支払手数料 現金 330 SEVENTEEN/FOLLOW TO JAPAN/福岡/システム利用料
前払金 未払金 24,000 SEVENTEEN/FOLLOW TO JAPAN/福岡/1217/プレミアムシート
支払手数料 未払金 770 SEVENTEEN/FOLLOW TO JAPAN/福岡/システム利用料
支払手数料 未払金 330 SEVENTEEN/FOLLOW TO JAPAN/福岡/システム利用料
前払金 未払金 4,500 九州号WEB回数券/0109まで

 

コラム:福岡PayPayドームの臨時バスについて

 福岡PayPayドームでコンサートがある場合、博多と天神のバスターミナルから臨時バスが運行します。臨時バスはコンサート仕様にデザインされていたり、行き先がアーティストの名前になっていたりするので、記念撮影にもうってつけ(乗客の映り込みに注意)です。お昼ごろから運行し、現金・ICカードどちらも利用可能で、料金は240円です。

 帰りも、福岡PayPayドームを出て階段を下りると、博多行きと天神行きの臨時バスが待機しています。警備の方が最後尾の札を持って立っているので、そこに並びます。こちらも現金・ICカードどちらも利用可能で、料金は240円です。

 行きは福岡PayPayドームに向かう車が多く、渋滞が予想されます。また、臨時バスには大量のファンが乗るため、長蛇の列にもなります。余裕を持ってお出かけください。

 帰りは渋滞についてはそこまでの心配はありませんが、行きと違って全ファンが一気に押し寄せるので、誰よりも早く会場を出て階段を下りることが肝となります。最近は会場内での撮影が禁止されているコンサートが多いので、会場を出て写真撮影をするファンも大量にいます。その人たちをくぐり抜け、できるだけ早足で向かいましょう。

 なお、遠方から来ている方は、当日夜の便で帰る方も多くいらっしゃると思います。その場合、まずは最終便を予約してください。終演予想時刻から2時間くらいの時間を見ていた方が良いです(2時間あれば、最悪歩いても間に合います)。運良く早めに並べると大丈夫なのですが、帰りは暗くなっており、階段がどこにあるか迷う可能性もあるので、余裕を持っていた方が良いです。また、臨時バスの警備の方が「お急ぎの方◯◯名様、お乗りください」とアナウンスをしてくださることもあります。その時は、遠慮せず列から飛び出して乗ってください。帰れなかったらおしまい、おうちに帰るまでがコンサートです。

 ちなみに、その他の公共交通機関(バス・地下鉄)やタクシーも出ていますが、公共交通機関は人がぎゅうぎゅうで乗車できなかったり、混雑により遅れて来たりするので、私は毎回臨時バスを利用しています。

 以上、福岡PayPayドームのコンサートに参加する方の参考になったら幸いです。

 

2023年12月16日(土)

 あれやこれやとしているうちにコンサート当日になり、予約していたホテルに早めに到着した私は、フロントスタッフさん(INI藤牧似)のご厚意でそのままチェックイン。博多バスターミナルから福岡PayPayドーム行きの臨時バスの列に並びました。15時に並んで16時ごろ乗車。通常2~30分ほどで到着しますが、渋滞によりマップは1km進むのに30分かかると示しはじめ、雲行きが怪しくなります。途中、痺れを切らした人が「ここで降ろしてもらえませんか?」と運転手にキレはじめましたが、やめましょう。臨時バスのために動いている運転手なので、コンサート開演までに到着させようとしてくださっているのは明白ですし、何より高速道路でいきなり人を降ろすわけにはいきません。何度も「歩いた方が早いので降ろしてほしいです」と言っていましたが、結局その後はスムースに動き、開演20分前には到着したので、その方も何も言わなくなりました(せめて降りるときに運転手にひとこと謝っていればいいのですが……)。

 

★仕訳

借方 貸方 金額 摘要
食費 現金 180 自販機/ミルクティー
旅費交通費 前払金 2,250 九州号WEB回数券/1216/往路
旅費交通費 現金 8,000 ホテル/1216-1217/15:00-10:00/現金
租税公課 現金 200 ホテル/1216-1217/15:00-10:00/宿泊税
食費 未払金 303 ファミリーマート/昼食代
旅費交通費 Suica 240 臨時バス

 

SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' TO JAPAN セットリスト

No. Song
VCR
1 손오공 (Super)
2 DON QUIXOTE
3 박수 (Clap)
MC1
一瞬 Wait
4 울고 싶지 않아 (Don't Wanna Cry)
5 F*ck My Life
6 고맙다 (Thanks)
VCR
7 먼지 (Dust)
8 Pinwheel [Japanese ver.]
9 HIGHLIGHT [Japanese ver.]
10 I Don't Understand But I Luv U
11 Back It Up
12 Fire
VCR
13 HOME;RUN [Japanese ver.]
14 Left & Right
15 BEAUTIFUL
16 今 -明日 世界が終わっても-
MC2
17 April shower
18 어른 아이 (Kidult)
VCR
19 Anyone
20 Good to Me [Japanese ver.]
MC3
一瞬 파이팅 해야지 (Fighting) feat. Lee Young Ji
21 HOT
Encore
22 Sara Sara
23 Run to You [Japanese ver.]
24 소용돌이 (To you)
MC4
25 CALL CALL CALL!
26 아주 NICE
合唱 음악의 신 (God of Music)
27 아주 NICE

 

ライブレポート・感想

 本レポートでは、メンバー全員カタカナ+呼び捨てで表記します。

 ウジがどこかの店(語彙)でツアーのキービジュアルが表紙になっている雑誌を手に取り、自室のようなところのソファに座ってその雑誌を見ていると、その雑誌が光りはじめる怪奇現象が発生し、そのまま吸い込まれるウジ。その後、吸い込まれたSEVENTEENが白い衣装で登場し、ウジだけワイヤーで舞い上がりながら登場。初っ端から「손오공 (Super)」で特効の火をぶっ放し、盛り上げに盛り上げます。そのまま「DON QUIXOTE」「박수 (Clap)」と立て続けに披露し、「박수 (Clap)」ではCARATに拍手と掛け声を煽ります。私はCDTV』の週間アルバムランキングで観た「박수 (Clap)」のホシの足捌きをきっかけにCARATになったので、この時点で元が取れました(早くない?)。

 「福岡久しぶりですね~!」という挨拶から、MCに突入。「박수 (Clap)」のサビを歌ってCARATに「チャチャチャチャ」と言わせ、「あ~福岡は変わってないね」とご満悦のご様子。その後「副々リーダー」と言われ、ジョシュアが「僕は副々リーダーです」と笑いながら言い、挨拶の音頭「Say the name!」を取って全員でご挨拶。その後、ホシが「(今回不在の)兄さん2人は大切な存在なので僕たちが埋められるかどうかはわかりませんが、一生懸命頑張ります」と優しい宣言。また、これは「これから長い間一緒にするために必要な時間」だと大切なことを教えてくれました。

 自己紹介はドギョムからスタート。「みんな完璧~?」「じゃーん!」と相性はばっちりです。ディエイトは「今日暖かくしてあげます」と寄り添い、ジョシュアは「僕がイトと言ったら皆さんはシナモンと言ってください」とコールアンドレスポンスを要求。ホシも恒例の「手を上げて!」からの厳かなBGMが流れはじめ「今何時?」「10時10分~!」のコールアンドレスポンス。歌いはじめるホシに、後ろにいるメンバーたちが謎のダンスをはじめて笑いが起きていました。ウォヌは突然「ちょっと待ってください」と言ったと思うと、1オクターブくらい声を高くして「今日はジョンハンさんの代わりに僕がピョンしてあげるよ!ピョン!ピョン!」とジョンハンの代わりに頑張ってくれました。スングァンは「今日楽しく遊ぶ!」「スングァ~ン!」とコールアンドレスポンス。ジュンも「ピョン!」と言ってCARATの「にゃ~ん!」に「おー」と素の反応をしていました。バーノンは「今日はお母さんがマイアミの劇場でライブビューイングを観ています」と告白。お母さまが観ていると思って頑張るとのことで「Hi Mom」と挨拶をしていました。ミンギュは「ほんっとに会いたかった!」とストレートにでっかい声を伝えてくれ、ディノは最近発表した「Wait」を披露してくれました。ウジは「お元気ですか?」と訊いてCARATが「ネー!」と答えると即「よかったね」と言い放っていて #legend でした。

 今回のツアーのジングル(?)のポーズを決めるコーナーでは福岡名物が訊かれ、モツ鍋や明太子が難しいのでラーメンをすするポーズに決まり、CARATとSEVENTEEN CARAT?チャ!チャ!FOLLOW, FOLLOW」と練習をしました。練習したジングルを合図に、振り付けが芸術的な「울고 싶지 않아 (Don't Wanna Cry)」、Hip-Hopノリでハンズアップを促す「F*ck My Life」、耽美の極みこと「고맙다 (Thanks)」と、ミッドチューンが続きます。その後SEVENTEENは退場し、VCRが流れはじめます。

 お次はユニットソングゾーン。まずはボーカルチーム(ボカチ)が登場し「먼지 (Dust)」が披露され、アウトロの綺麗なハーモニーが繰り返されたあと、オケがDからBに転調してシームレスに「Pinwheel [Japanese ver.]」が披露され、最後に「ジョンハニヒョン、ハニヘ~♡」と惜しくも不在となったジョンハンへ愛を送りました。お次はパフォーマンスチーム(パフォチ)がスーツで登場して「HIGHLIGHT [Japanese ver.]」で盛り上げ、そのスーツを脱ぎ捨て「I Don't Understand But I Luv U」をセクシーに披露しました。最後はヒップホップチーム(ヒポチ)が赤を基調としたヤカラ感全開の衣装で登場し、「Back It Up」と「Fire」を披露。ミンギュに至っては黒のサングラスを掛けていました。「Fire」に移行するときのインストで、一瞬Jennifer Lopez「Ain't Your Mama」が始まったのかと焦りました。その後再びVCRが流れ、メンバーとメンバーが対峙。さながらJennifer Lopez『Brave』のジャケットのようでした。SEVENTEENを観に来てJennifer Lopezが2度もよぎるという珍体験でした。

Jennifer Lopez『Brave』

 ドギョムの「LADIES AND GENTLEMEN, FOLLOW FESTIVALへようこそ!」を合図に、楽しい時間が予告されます。ドギョムが投げたボールをミンギュがお尻で打ち、ホームランへ(そんなことある?)。そこからブチアゲソング「HOME;RUN [Japanese ver.]」がはじまり、曲途中でエスクプスとジョンハンとSEVENTEENの名前を言わせるエネルギーチェックがあり、ディノはSEVENTEENは13人です!」と笑顔を見せます。お次も最高の楽しい曲「Left & Right」です。そして「BEAUTIFUL」ではサビ直前メンバーの「CARATちゃんは~?」にCARATが「BEAUTIFUL!」と呼応し、メンバーがセンターステージに向かう花道に花が咲きました。そしてカラフルな紙吹雪が舞い、そのままエスクプスとジョンハンを含め「SEVENTEEN行きましょうか!」とドラマ『トクメイ!警視庁特別会計係』の主題歌「今 -明日 世界が終わっても-」に突入。私はこの曲はウジのアニソン魂が炸裂した神曲だと思っていて、ラスサビでミンギュがひとりお辞儀をするところで何故かドラマ『Glee』シーズン2エピソード8「Furt」でフィンがカートにBruno Mars「Just The Way You Are」を捧げるシーンを思い出し、ボロボロ泣いてしまいます。

Glee』S2E8「Furt」より

 今回、ミンギュはジョンハンの最後のパートも務めていてとても感動したのと、ジョンハンがいない寂しさとで情緒がおかしくなっていたのですが、それを更にかき乱したのが、この曲の途中斜め前で盗撮していた人が現行犯で連行されたことです。この数十秒があまりに濃密でした。楽しい曲が続いて天界のように花が咲いて紙吹雪が舞うなか、明日世界が終わっても大事にしたいのは、SEVENTEENとCARATのBEAUTIFULな"今"という、最高の流れでした。

 ダンサー紹介があり、2日前にAAAでアルバム大賞を受賞したこと、BSSがパフォーマンス大賞を受賞したことが発表されました。これについて「CARATの方のおかげです」を「CARATのお母さんのおかげです」と言い間違い、最終的に「CARATのお父さんもありがとうございます」とお礼を言っており、私は亡き父に(聞こえた?)と内心語りかけました。ここでバーノンは自分のお母さんのことを思い出し、ライブビューイングを観に行っているはずのお母さんに観ているか連絡したところ「忘れた」と返事が来たと明かしました。そのあとCARATの呼び方を決める場面でアリーナは「きれい」スタンドは「うつくしい」天井席は「かわいい」ライブビューイングは「キラキラ」になりました。名付け主のディノが「キラキラの皆さん楽しいですか?」と言って会場のCARATが反応すると、ミンギュが「会場にいないはずなのに声が聞こえますね」と訝しげにしていました。

 続いて「April shower」「어른 아이 (Kidult)」と多幸感あふれるナンバーが続き、再びメンバーは退場してVCRが流れます。バチバチにカッコいい衣装で登場したSEVENTEENは「Anyone」「Good to Me [Japanese ver.]」と激しめの曲をパフォーマンスしました。

 ホシは「冬だけど、雰囲気が夏ですね」とニコニコ。先ほど決めた呼び方でCARATを呼び、その後流れで「じゃがいも~」とミンギュを呼び、「ヒントマ~ン」とジュンを呼び、「ぶっきらぼ~う」とウォヌを呼びました。そして「可愛くてごめん」の亜種ぶっきらぼうでごめん」が披露されました。福岡のCARATはミンギュに伝わるほど遊び上手とのことで、みんなでミンギュに「僕はじゃがいも♪じゃがいも♪」と歌いはじめます。このままだと「ミンギュにじゃがビーのCMが来るのでは?」という話になり、しかし「素材のじゃがいも役」だそうで、ミンギュはじゃがビーのじゃがいも役を演じていました。その後、BSS「파이팅 해야지 (Fighting)」のJapanese ver.を歌う流れになり「ファイト~!しなきゃ~!僕たちは~!ブソク・スン!」となっていました。じゃがいも弄りで拗ねたミンギュは、コメントを求められて「ないです」と言っていました。ディエイトは、リップカフをつけてセクシーの権化となっていました。また、明日のファイナル公演のためにドン・キホーテでブリーチ剤を買い、ミンギュの髪を染める案が出ました。ミンギュは却下していました。ドン・キホーテつながりで、ドン・キホーテの前で「DON QUIXOTE」を踊ろうという案も出ていました。このゾーンがカオスなのを本人たちも自覚しているのか、「今日は皆さんどうかしてますね」と言っていました。バーノンは再びお母さまが観ているか確認するために「Hi Mom」をぶっこみました。最後にペンライトのウェーブを見たいという話になり、後ろから前からウェーブする流れになりました。

 無情にも次が最後の曲であることが告げられ、最後の曲のヒントとしてヒントマンのジュンが呼ばれました。ジュンは「皆さんラーメン好きですか?」と質問し、「ラーメンを作るのは簡単じゃない」と話しはじめます。そこで次の曲のフレーズを盛り込み、ヒントは大成功。締めの挨拶をし、「SEVENTEEN CARAT?チャ!チャ!FOLLOW, FOLLOW」を合図に本編ラストの「HOT」へ。タイトルのままSEVENTEENがHOTで、特効も本編ラストを盛り上げるために火をバンバン噴き上げます。HOTなSEVENTEENに「JUICY JUICY!」や「HOT HOT!」と掛け声をするCARATが直球すぎて、若干面白かったです。

 アンコールを呼びかけるコールと、ファンが作った思い思いのプレートが映し出され、冬仕様にかわいくデコレートされたSEVENTEENがトロッコに乗って登場し、そのまま「Sara Sara」「Run to You [Japanese ver.]」と超低速のトロッコに乗ったままパフォーマンスし、会場中のCARATたちにファンサービスをしていました。私もミンギュに見つけてもらい、頭に手を乗せて作るでっかいハートをもらいました。「Run to You [Japanese ver.]」の最後ではウジが「ばり好いとうよー!!!」と叫んでCARATたちは「ギャーーー!!!!!」となりました。続いて「소용돌이 (To you)」が披露され、ホシの「皆さん、足痛くないですか?」を合図に最後のMCへ。

 SEVENTEENからCARATの姿がよく見えるように、ミンギュがSEVENTEENの座っている舞台を上昇させる魔法をかけました。ディノはCARATを「僕の存在の理由」と言い、ジュンは福岡思い出の地で「今 -明日 世界が終わっても-」が流れていたことを触れ、それに合わせて踊っていたCARATの家族に通りすがりに挨拶をしたと話しました。スングァンはフィリピンから来た疲れを福岡の街を歩いて癒やし、そのときに曇っていた天気が晴れたことを話しました。ウジは「いつもいい音楽を届けたいです」と言ってくれ、バーノンは「Hi Mom」と言いながらすべての言葉をカメラ目線でお届けしました。ディエイトも「Hi Mom」と言う #gag なモーメントがありました。ミンギュはCARATに質問をし、その反応ひとつひとつに「よかよか」とおじいさんのようなテンションで言っていました。ジョシュアは持ちネタの「よしよし」を「よかよか」に替えて披露しました。ドギョムは「今日の公演で充電してこれからの日常を生きる活力になれたら」「次は13人で」と話してくれました。しかし、ドギョムは本当は話すことがまだあったのに、途中で終わらせたことをミンギュに暴露されていました。ウォヌは突然「好いとうよ」と言ってきて危険でした。ホシは風邪気味だったことを明かし、しかしステージがはじまると喉が思い切り開いたそうです。「来年はスタジアム LET'S GO!」で締めくくり、記念写真の撮影へ。

 写真撮影の合図「キムチー」からそのまま「チリンチリ~ン」に繋がり、バーノンが「Hi Mom」とモニターに近づいたことを合図に「CALL CALL CALL!」がはじまり、テンションはブチアゲ。「チリンチリ~ン!」の掛け声、楽しすぎます。なんだかんだと「CALL CALL CALL!」は3回ほど続きました。#gag そして毎回無限に続くことから「無限アジュナ」と呼ばれている「아주 NICE」が「気分はどうですか~?あじゅ~~~?」「ナーーーイス!!!!!」からはじまります。こちらもテンションはブチアゲ。SEVENTEENもメインステージからセンターステージまであちこち走り抜けていました。10回近く繰り返されたと思います。福岡ならではだったのは、「福岡の皆さんジャンプばりばり上手!ばりばりばりばり上手!ばりばりばりばりあじゅ~~~?」「ナーーーイス!!!!!」という力技の繋ぎでした。無限アジュナの途中、正式なセットリストではないものの、最新曲「음악의 신 (God of Music)」をSEVENTEENとフルで合唱するという楽しいモーメントがありました。それで終わりかと思いきや、そのあと綺麗にハーモニーをひとつずつ重ねて、再び無限アジュナへ。最後の最後、挨拶のときにジュンがまだステージで遊んでいて、挨拶のやり直しが発生し、1日目は幕を閉じました。

 エスクプスとジョンハンの存在は替えがきかないものでありながら、それでも11人で13人分盛り上げてようと頑張ってくれたSEVENTEENのエンターテインメント力に圧倒されました。特にジョンハンの欠員は急な発表でもあったので、パート分けや動線などを11人仕様に変更する作業があったのでは?大変だったのでは?と思います。その努力を微塵も感じさせずに楽しませてくれたSEVENTEENに、ただただ感謝の気持ちになりました。

 

★仕訳

借方 貸方 金額 摘要
娯楽費 前払金 14,000 SEVENTEEN/FOLLOW TO JAPAN/福岡/1216/指定席
旅費交通費 Suica 240 臨時バス
食費 未払金 1,952 セブンイレブン/夕食・朝食代
備品消耗品費 未払金 3 セブンイレブン/レジ袋代

 

2023年12月17日(日)

 7時に起きる予定が、4時半ごろに起床。二度寝して寝坊したら困るので、コンビニに行こうとホテルを出ました。すると、初雪が降っていてテンションが上りました。視線を降ろすと、立ちションしているヤンキーがいました。情緒が台無しです。

 コンビニで朝食と昼食を買い、身だしなみを整えて、サウンドチェックイベントのために再び福岡PayPayドームに向かいます。なお、行きの臨時バスはお昼ごろより運行のため、サウンドチェックイベントには公共交通機関を利用しました。

 昨日振りに福岡PayPayドームに到着し、受付時間である10:00~10:30を待ちます。なお、雪と風がすごく、寒くて死にそうでした。せっかく人がたくさんいない時間だから写真でも取ろうと思いましたが、風が強すぎてフラッグを撮影するのが至難の業でした。

もはや、ただの空の写真(ミンギュのフラッグ)

 受付は10:10頃に終わり、リストバンドをもらいます。そこから極寒の中、11:30の開場まで約1時間半の待機です。しかしあまりにも寒いと判断されたのか、開場がちょっと早まりました。スタッフの方々、気を利かせてくれてありがとうございます。

 そして、12:30開始のサウンドチェックまで、1時間ほど待ちます。一度開場に入ると外には出られず、また、会場内のトイレもまだ使用できない状態のため、あらゆる便意がこないことを祈ります。私の横の席の人がいつまで経っても来ず、開始時間になっても来なかったので、「空席がもったいないですね~」と隣の人と話しました。

 

★仕訳

借方 貸方 金額 摘要
食費 未払金 410 セブンイレブン/昼食代
旅費交通費 Suica 240 ホテル→福岡PayPayドーム

 

SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' TO JAPAN サウンドチェック

No. Song
1 소용돌이 (To you)
2 F*ck My Life
3 Sara Sara

 

 当たり前ですが、セットリストの曲が披露されます。「CARATの皆さ~ん!こんにちは~~~」と普段着のようなラフな格好で、メイクもしていたりしていなかったりという感じでSEVENTEENが登場。SEVENTEENの質問にCARATが反応すると「よかよか」と言っていました。そこから「소용돌이 (To you)」が披露され、CARATの熱さに、すでに「今日はどうなるかわからない」とぼやいていました。お次は「F*ck My Life」をハンズアップを促しながら披露。そして朝食にサラダが出たという話をして「Sara Sara」へ。SEVENTEENは「3時間後に会いましょうね」と別れの挨拶をし、ジョシュアが締めの挨拶をしようとしたところ、噛んでミンギュに「よしよし」されていました。

 SEVENTEENは実際のライブと同じようにメインステージもセンターステージも駆け回り、アリーナに集まったCARATにたくさんサービスをしてくれました。ミンギュは一度目が合って通り過ぎられたと思ったら、振り返って手を向け頷いてくれました。怖い。15分という短い時間で、待ち時間を考えると体感2秒くらいでしたが、貴重な体験でした。

 

サウンドチェック後、開演までの3時間15分

 サウンドチェック終了後、携帯を見ると不在着信がありました。何事かと思い折り返すと、チェックアウトして荷物を預けているホテルから「部屋に携帯の充電器を忘れています」と言われ、やらかしたと思って「荷物と一緒に取りに伺います」と平謝りしました。

 その後、コンサート開場まで1時間15分あったので、コンビニで買った昼食を福岡PayPayドームのベンチで雪と風に吹かれながら貪りました。途中、芸人さんがSEVENTEENのライブは16時から!よしもとのライブを観ても間に合うんですね~!」みたいな強引な勧誘をしていて面白かったです(しかし私は靡かない)。昼食を食べたこともあったからか、長いと思っていた1時間15分も、割とあっという間でした。

 開場して席につくと、すごく近くで(これがプレミアムシート……)と震えました。過去のMVが流れる中、「今 -明日 世界が終わっても-」が流れるたびに泣いていました。

 隣の席の人が「サプライズのスローガンってどこに置けばいいですか?」「ペンライトのペアリングってどうするんですか?」などと話しかけてくれたので、一緒にスローガンを隠したり、一緒にペンライトをペアリングしたりしながら、割とガッツリおしゃべりしました。すると、もう片方の隣の席の人もペンライトのペアリング方法がわからなかったらしく、今度は3人で一緒にペアリングをしました。そうこうしているうちに開演の合図である「음악의 신 (God of Music)」のMVが流れ、開演の16時になりました。

SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' TO JAPAN セットリスト

No. Song
VCR
1 손오공 (Super)
2 DON QUIXOTE
3 박수 (Clap)
MC1
一瞬 Wait
4 울고 싶지 않아 (Don't Wanna Cry)
5 F*ck My Life
6 고맙다 (Thanks)
VCR
7 먼지 (Dust)
8 Pinwheel [Japanese ver.]
9 HIGHLIGHT [Japanese ver.]
10 I Don't Understand But I Luv U
11 Back It Up
12 Fire
VCR
13 HOME;RUN [Japanese ver.]
14 Left & Right
15 BEAUTIFUL
16 今 -明日 世界が終わっても-
MC2
17 April shower
18 어른 아이 (Kidult)
VCR
19 Anyone
20 Good to Me [Japanese ver.]
MC3
合唱 Happy Ending
合唱 あいのちから
合唱 24H
合唱 ひとりじゃない
21 HOT
Encore
22 Sara Sara
23 Run to You [Japanese ver.]
24 소용돌이 (To you)
MC4
25 CALL CALL CALL!
26 아주 NICE
合唱 음악의 신 (God of Music)

 

ライブレポート・感想

 本レポートでは、メンバー全員カタカナ+呼び捨てで表記します。

 16日の公演と重複する部分は割愛しています

 

 VCRが流れ、SEVENTEENが白い衣装で登場。初っ端の「손오공 (Super)」で特効の火が噴き上げられていましたが、私は今までこれは火に見える何かで、実際には温度などないものだと思っていました。しかし、本当にリアルな火でとても熱く、火が噴き上がるたびに気温が上がって、気がつくと可笑しくて爆笑していました。

 2日目の自己紹介はウジからで「今日もよろしく!」と言い、ディノは今日も「Wait」を披露。ミンギュは「今日も遊びましょー!」と言い、スングァンはかわいいと言われて「知ってる」と言っていました。バイブスが中島美嘉です。バーノンは「ばりありがとうございます」とお礼を言い、ジュンとウォヌは「ピョン」を言い、ホシは「CARATちゃん好いとーと!」と言いました。バイブスが岩本初恵です。お決まりの挨拶では福岡を間違えて「大阪……」と言い、その場で土下座。メンバーたちにスタート地点まで担いで引き戻されました。その後は「僕たちの福岡!僕の愛、福岡!」福岡を何度も強調していてかわいかったです。そしてこの失敗は円盤化されることによって取り消せないことが明かされました。私はこの時点で、万が一映り込んだときのための表情管理をスタートさせました。ジョシュアは1日目は控えめだった「イト」「シナモン」のコールアンドレスポンスを何度も繰り返しました。ディエイトは「がんばディエイト!」、ドギョムは「完璧じゃん」を福岡版「完璧っちゃん」でコールアンドレスポンスを行いました。ホシは先程の失敗でメンタルが崩壊していることを指摘されていました。

 ツアーのジングルである「SEVENTEEN CARAT?チャ!チャ!FOLLOW, FOLLOW」の決めポーズについては、ディノのモツ鍋の動きや、バーノンの腕をさする動き(寒いから)や、ミンギュによるセクシーな動きなど、いくつか案が出ました。最後だからオリジナルはどうかという案もありました。これに関してディスカッションが続いたので「今日のオープニングは殺伐としているね」「早く決めて次に行けってカンペが出ています」とカオスな展開になりました。結局、腕をさする動きに落ち着きました。

 ユニット別ステージで、1日目は気づかなかったのですが、「Fire」のラスサビ前、ミンギュがダンサーの方々と気合いを入れるために円陣を組んでいたのが良かったです。

「HOME;RUN [Japanese ver.]」直前のピッチャードギョムとバッターミンギュは、1日目のお尻ホームランと打って変わって、2日目はまともにホームランを打ちました。「Left & Right」ではブレイクで「ドームツアー、お疲れさまでした」が入りました。ダンサー紹介では「本当に実力者だけを集めた」とダンサーへの再度の拍手を募りました。

 ミンギュが「ライブストリーミングでご覧の方~」と言って会場が反応すると「なんで反応するんだよ!今ライブストリーミングしてるんですか?」と怒られました。ホシからも「あなたはアリーナ!」と怒られました。そして今日のCARATはアリーナは「チャギヤ」スタンドは「ヨボヤ」天井席は「サランハン」ライブストリーミングは「エギヤ」呼びになりました。メンバーは次々と指名され、恥ずかしがりながら呼んでいました。ウジは「罰ゲームじゃないよね」と言って「チャギヤ」と言ったあと肩を落とし、自身の出身地ではチャギヤを使わないと弁解をはじめました。

 ちなみに、1日目は「今 -明日 世界が終わっても-」の途中で盗撮していた人が現行犯で連行されましたが、2日目はそんなことは起きませんでした(それはそう)。

 ペンライトのコーナーでは、ジョシュアの「イト?」に「シナモン」と大きい声で返すとペンライトがブルーに変わる魔法が掛けられました。しかし、なかなかご所望のボリュームが出ません。そこでSEVENTEENは「チャギヤー!ヨボヤー!」と叫び、我々から歓声を引き出して見事ペンライトをブルーに点灯させました。#gag

 ここでSEVENTEENは、どの曲がきっかけでCARATになったかを質問しました。私はクソデカ声で「박수~!」と叫び、ジョシュアとバーノンにあの人じゃね?と指をさされ爆笑されました。スングァンが「붐붐 (Boom Boom)」があまりいないことを指摘していました。そして最後は作曲者であるウジに感謝が述べられました。また、SEVENTEENには日本オリジナル曲がたくさんあることにも触れられ、その曲たちをCARATとSEVENTEENで一緒に歌う場面がありました。「Happy Ending」「あいのちから」「24H」「ひとりじゃない」という順番だったのですが、「あいのちから」のときにミンギュがCARATの歌声だけを聴きたいと思ったのか、音頭を取っているホシを止めようとします。それでも歌い続けるホシ。#legend 最後の「あいのちから」の部分だけCARATだけの歌声が響き渡りました。また、次の「24H」では私が勝手に2番だと勘違いして、サビのあと「に!じゅ!よ!じ!かん!じゃ!れてたいよね!!!」と歌おうとしたのですが、普通に1番で「24hours」で終わったので、私は「に!え!?あわ!!!」と歌った変人になったのが面白かったです。また、ミンギュが「24H」の振り付けをしてお腹が見えないか気にしていたのがかわいかったです。最後に歌った「ひとりじゃない」には思い入れがあって、コロナ禍を意識したMVもそうだったんですが、どことなくふんわりした雰囲気の曲で夢心地があるのに、大サビのバーノンのパートから切実さが伝わってきて、一気に(これは現実に起きている私たちの歌だ……)と胸に来るものがあるからです。それと、これはあまりにもおこがましい話ですが、私が14歳のころに作った「一人じゃない」という曲とタイトルが同じなのも好きな要素のひとつです。偶然って、嬉しい!CANMAKE TOKYO。

14歳のときに作った「一人じゃない」楽譜

 本編ラストの「HOT」のヒントについて、ヒントマンのジュンは「明太子を作るのは簡単じゃない」と説明をはじめます。しかし、今回はヒント失敗。尺の都合なのか、締めの挨拶と「SEVENTEEN CARAT?チャ!チャ!FOLLOW, FOLLOW」で強引に「HOT」に突入しました。本気で掛け声を楽しんだのですが、再び特効の火がバンバン噴き上がり、私はまた気温の急激な上昇に、笑いが止まらなくなりました。

 ファンが作った思い思いのプレートで印象に残っているのが「世界一のセブチに愛されてるウチら世界一かわいい!」でした。強すぎて最高。その後、1日目とは違う装いで冬仕様にかわいくデコレートされたSEVENTEENがトロッコに乗って登場し、アンコールへ。

 最後のMCは、ホシから。決め台詞「最高で最後のアイドル」を決めてくれました。ウォヌは「あいのちから」冒頭の語りをはじめ、「今日も月が綺麗ですね」と締めました。ドギョムは雪が降っていたことを触れ、「僕たち一緒に見ましたね」とロマンチックなことを言い、ウォヌは再び「あいのちから」冒頭の語りをはじめました。ジョシュアは「CARATの皆さんの頼りになるジョシュアになります」と言ってくれ、ミンギュは頭の装飾がかわいいことを触れられ「デコられちゃいました」と言い、MCを「以上、じゃがいもでした。もっとカッコいいじゃがいもになって帰ってきます」と締めくくりました。ディエイトはしっとり「CARATを抱きしめられる存在になります」と言い、バーノンは「ばり楽しかったです」と全MCをカメラ目線で行いました。ウジは「こんなこと言わないんですけど」と前置きした上で、誕生日にメンバーにもらったネックレスをつけて5大ドームツアーを終えられたことが嬉しかったと話してくれました。スングァンは「かわいい」とひとしきり言われてから話しはじめました。#legend また、エスクプスとジョンハン不在についても触れ「寂しいだろうに、それを表に出さず楽しんでくれてありがとうございます」と優しい言葉をくれました。ジュンは「たくさんの愛を抱えて2024年も更に輝いていきます」と高まりを見せ、ディノは新しい愛嬌として「ふくお辛い」を繰り出し「僕の存在の理由、CARATの皆さん愛しています」と締めました。そしてツアーに関わったすべての人たちへの感謝が述べられました。その過程で、ずっと魔法だと言っていたものをミンギュが「全部スタッフさんの努力だよ!」と種明かししていました。#gag

 写真撮影が行われ、モニターにミンギュが近づいたことを合図に「CALL CALL CALL!」がはじまり、2日目は2回続きました(大人の事情)。しかし「아주 NICE」は右側に集合、左側に集合、他の人のダンスを見ずにひとりでクラブに来た設定など、さまざまな手法で10回以上繰り返されました。ドギョムはトゥワークを披露していました。

 2日目も正式なセットリストではないものの、最新曲「음악의 신 (God of Music)」をSEVENTEENとフルで合唱し、締めの挨拶。1日目はその後再び無限アジュナに突入しましたが、2日目は無情にも終演アナウンスが流れはじめ、もう1回出てくると思っていたCARATたちが「えー!」と声を上げながらズコーとなっていました。大人の事情。

 こうして、ほぼ福岡PayPayドームに住んでいたと言っても過言ではない2日間が終了しました。思い返すと、SEVENTEENは好きになってから実際に会うまでが一番長かったアイドルです。それでも、好きになったときのままでいてくれること、一度は中止になってしまった福岡公演のリベンジを無事果たせたことで、とても胸がいっぱいでした。

 

★仕訳

借方 貸方 金額 摘要
娯楽費 前払金 24,000 SEVENTEEN/FOLLOW TO JAPAN/福岡/1217/プレミアムシート

 

ドタバタ劇 ~本当に帰れる!?~

 そんな風に余韻に浸っていると、臨時バス乗り場に着くのが遅くなりました(失態)。19時40分ごろにコンサートが終わり、21時20分ごろの便で帰る予定だったのですが、帰りの臨時バスに乗れたのは20時40分でした。他の方から現地民だと思われて「22時過ぎの便で帰るんですけど間に合いますか?」と訊かれましたが、22時過ぎなら余裕なので「大丈夫ですよ」と受け答えしつつ、自分が間に合わない可能性にドギマギしていました。

 21時10分に博多に着き、全力疾走でホテルに向かい、フロントスタッフの方(INI藤牧似)から荷物を受け取り、INI藤牧を検索してほしいと伝え、再び全力疾走で博多駅に向かい、21時19分に「長崎行き間もなく発車しま~す」というアナウンスに「乗りまーーーす!!!!!」とSEVENTEENのライブでボリューム満点になった声量で伝え、なんとか乗り込みました。この声が届かなかったら間に合わなかったかもしれないと思うと、その点もSEVENTEENに感謝です(は?)。私はこの経験があったからこそ、冒頭のコラムで余裕を持つことの重要さをお伝えしました。ちなみにその後、火や紙吹雪を浴びて掛け声を頑張りすぎたこと、そして全力疾走したことにより、咳が止まらなくなりました。

 長崎に着くと、最終が終わっていることもあってタクシーを捕まえようとしたのですが、なかなか捕まりませんでした。数十分後にやっと捕まえたタクシーの運転手と話していると、「金土はたくさんいるけど、日曜は少ない」という話を聞いて、納得。その後はいつの間にかガラガラになっていた声で福岡までコンサートに行っていたことなどをアンストッパブルに話し、いつの間にか家に着いていました。

 こうして、間に合うかわからないというスリリングな帰り道でしたが、なんとか家に帰ることができました。今なら冷静に思いますが、時間がないのにホテルのフロントスタッフの方にINI藤牧を検索してほしいと伝える時間、なんだったんでしょうか。また、間に合わなかった場合はホテルに荷物を着払いで送ってもらうことは可能か相談してみることや、タクシーで長崎まで帰ることなど、さまざまなシミュレーションをしていました。それらがすべて実現することなく、予定通りに帰ることができて、本当に良かったです。

 

★仕訳

借方 貸方 金額 摘要
旅費交通費 Suica 240 臨時バス
旅費交通費 前払金 2,250 九州号WEB回数券/1217/復路
旅費交通費 未払金 3,820 タクシー代

 

2023年12月21日(木)

 誕生日です。実は、仕事でやらかしてしまっていたのですが、この日、誕生日パワーが働いたのか、このやらかしをミス扱いにはしないという小さな奇跡が起きました。

 

2023年12月22日(金)

 冬至です。かぼちゃを食べてゆず湯に浸かりました。私がもし総理になったら、毎年冬至からクリスマスまでの期間を「Tojimas」という連休に制定したいと思っています。

 

2023年12月23日(土)

 このブログに着手しようとしたら私宛てに荷物が届き、今日は何も届かないはずだけどと思っていたら、以前応募していた「2023年大感謝!研音オリジナルカレンダー」に当選しており、一気にテンションがブチアガりました。大感謝祭ブログを書こうとして大感謝カレンダーを受け取るというちょっとした謎の共鳴にも嬉しい気持ちになりました。

 

2023年12月29日(金)

 仕事納めです。本田響矢さんの写真集『響』が最寄りのコンビニに到着したので受け取りに行きました。母が唐人菜を買い忘れたと言っていたので、スーパーにも行きました。本田響矢さんの写真集『響』は、HMVで予約すると先着特典として3種類のブロマイドが入っており、その中にはランダムで直筆サインが入っているとのことだったので、迷わずHMVで予約していたのですが、直筆サイン入りでテンションがブチアガりました。

www.hmv.co.jp

 

 その後、以前インスタで観た平井亜門さんのビジュが強すぎるリール動画で撮影されていた写真がグッズとしてオンラインで販売されると知り、しっかり予約しました。

www.instagram.com

www.rocket-exp.com

 

★仕訳

借方 貸方 金額 摘要
新聞図書費 前払金 3,300 本田響矢『響』
立替金 現金 216 唐人菜
前払金 未払金 4,500 平井亜門/ヒライ・ア・モンパリスマス2023グッズ一式
前払金 未払金 770 平井亜門/ヒライ・ア・モンパリスマス2023グッズ一式/送料

 

終わりに

 大殺界が明けた2023年。もちろん嫌なこともたくさんありました。社会レベルでは嫌なことの方が多い1年でした。しかし個人レベルでは、嫌なこと以上にいいことがたくさんあった1年でした。TLの方々と初めてオフラインでお会いしたり、そこから派生したコラボレーションが実現したり、さまざまなコンサートに足を運んだり、サイン会などのイベントに参加したり、サイン入りグッズなどが手に入ったり、続いていた裁判のひとつが解決したり……しかし、これははじまりに過ぎません。何かの占いで見たのですが、2023年は種をまく1年。そして2024年以降はそのまいた種を収穫していくときだそうです。2023年12月時点で前払いの債権(まいた種)が97,085円、未払いの債務が158,401円あり、当期純利益は770,979円です。私はこれからも欲しいものはすべて「欲しい!」と強欲に大声を上げ、債権の回収に励み、債務が滞留しないように努めていきます。

ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』より

 2023年、関わってくださったすべての人たちに感謝の気持ちを伝えます。そして2024年も、こんな私のことをどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

2023/12/31

ゆずひめ